6.切子の酒器で冷酒を楽しむ
切子の徳利と盃(サケカップ)は、同じ冷酒器でもカラフェとはまた、違った趣。この切子の酒器は、写真では解りづらいですが、ダルマ型のボールに、徳利が差し込まれている状態です。徳利の肩が少し張り出しており、そこでぴたりと止まるようになっています。
・・・わかりづらい説明(^−^;)
ボール部分にアイスを入れておいてそこに徳利をはめ込み、いつでも冷えた冷酒がいただけるという仕組みです。ちょうどワインクーラーと同じ形式です。
・・・わかりづらい説明(^−^;)
切子は無色のガラスに、色ガラスを被せて成形します。色ガラス部分をカットし、さまざまな文様を施していきます。青、緑、赤、ピンクなどいろいろな色の切子がありますが、黄色というのは割と少なく、器道楽でも入荷が少ない色です。
この冷酒セットなら洋食と組み合わせても、違和感無くセッティングできます。洋風ディナーに、萩焼の渋い酒器では、ちょっと無理がありますからね。
向う付けは見込中央に染付山水文が施されています。ちょっと落ち着いた小鉢でそろえました。
(記 07/10/19)
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